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たそりんご

赤ちゃん・こどもと旅行するには、無理のない計画を立てよう

育児

2015
6/8

[記事公開日] 2015/06/08
[最終更新日] 2015/06/29

赤ちゃん・こどもとの初めての旅行。
私が何度か子どもと旅行した際に、使ったもの・移動手段・スケジュール・宿泊先での過ごし方などを全4回に分けてご紹介するシリーズです。

第三回目は、無理のない旅行スケジュールの組み方を一緒に考えてみよう。
移動手段によっては少しタイトになったり、目的地の距離によっても自由度は変わる。
ただ漠然と「子どもと旅行したいなー」から進まず、何を決めていけばいいのか分らない人は必見!
さらに後半は、我が家が実際に旅行をしたスケジュールを覗いてみよう。
みなさんの参考になれば幸いです。

さぁ計画を立てよう!

行き先を決める

行きたい観光地やオープンしたてのスポット、帰省、日帰り旅行など…行き先は多種多様である。どんな目的で旅行するのかによっても、行き先は選ぶことができる。しかし帰省だけは実家の場所が変わらない限り、自分で決めることはできない。
どんな目的で旅行するのか、子どもが喜びそうな要素はあるかなど、同行者(大抵はパパだろう)と話しあおう。

観光地や温泉

その観光地は、交通の便はどうだろうか。移動時間に何時間かかるのかな?小さな子どもを連れて行く場合、距離に関わらず長時間移動になるなら、休憩ができる場所に必ず立ち寄ろう。休憩ポイントも一つの観光スポットにすれば、休憩も思い出の地となる。

テレビや雑誌・ネットや口コミで知った、話題のスポット

できたてホヤホヤのオープンしたてで、どのメティアにも取り上げられるようなスポット。そこはまず一呼吸おこう。想像通り、大勢の人々が押し寄せる。子どもを連れていなくてもゲンナリするほどだ。
私もミーハーなので、新しいものができると居ても立ってもいられない。しかしほとぼりが冷めるまでグッとこらえる。
travelアンパンマン
例えば” 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール “は2013年4月にオープンしたが、初めて行ったのは2015年の3月である。正直ここまで待つ必要はなく、ただ単にタソが楽しめるぐらいに成長するまで行くタイミングがなかっただけだが…
2年経っても人気なのは変わらないけど、すぐに行くよりはゆったり遊べたし、ショーも前から2列目に座ることができた。
真新しいところに行ってみたい・いろんな人に行ってきた報告をしたいのはよく分るが、子どもはそれを望んでいるか考えてみよう。

遊園地・テーマパーク

これは一年中イベントやショーが新しくなり、廃れたところ以外は何年待っても人が多い。ここは覚悟を決めて計画していこう。
遊園地やテーマパークに関しては、子どもが主役で楽しむという意味合いが大きい。そのため施設は親子連れが利用しやすいように工夫されている。もちろん大人も楽しめるだろう。
周辺の宿泊施設も、ターゲットはテーマパークの客層と同じであるため、子どもにも嬉しいサービスが多い。旅行代理店を通じて予約を取る場合、様々な特典があることもある。率直にオススメを聞いてみるのもアリ。

帰省

実家の場合、宿をとるよりは他の人の迷惑にもならない。慣れた場所でのお風呂やごはんは気持にも余裕が生まれる。
義実家の場合は気を遣うかもね…使い勝手がわからかったり、しきたり・ルールがあるだろう。パパの家ならパパが、ママの家ならママがしっかりフォローしよう。
お土産やお礼も忘れず持って行こうね。

時期はいつ?気候はどう?

年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み・お盆の時期は、公共交通機関・観光地・宿泊先は満員御礼である。仕事の関係でこれらの大型連休での旅行計画を立てることが多いだろう。人ごみの中に出かけるときは、夏は熱中症対策・冬は感染症対策を忘れずに。
まだ子どもが小さいうちは真夏の沖縄・真冬の北海道など、あまりにも気温が極端になることが予想される地域は避けるべし。

滞在時間は?

日帰りなのか、何日宿泊するのか、帰る時間はどうするのか…これも計画によってはソフトにもハードにもなる。普段いけないところだから、せっかくだしとキツキツに予定をつめるのはNG。日帰りの場合は、片道2時間を超えないようにしよう。(私でも2時間はしんどいわ。)それ以上になるなら、目的地をゆっくり楽しむことはできない。一泊して体力を回復させてから帰ろう。

移動手段は?

前回の記事でも書いたけど、移動手段はそれぞれに長所・短所がある。なるべく短時間で負担が少ない方法をよく考え、いろいろ比べてみたりイメージトレーニングをしたりしよう。
極端な例をあげてみよう。

  1. 車で8時間300km以上走る→高速代とガソリン代だけで済む。
  2.  新幹線で2時間300km移動する→新幹線代が大人の人数分かかる。

さぁどっちのプランにする?
この場合①を選ぶのは大人同士だけなら全然構わない。夜行バスでもいい。
じゃあ子ども連れならどうかな?
ちなみに私は独身時代、ETCが高速代1000円だったときに帰省で①を実行したことがある。大阪から山口まで、5:00から14:30ぐらい車で走った。その経験から、子どもが生まれてからは②しか選択肢はないと思っている。なぜなら①はムーーーーーーーーーーーーーーッッッッッチャクチャしんどいから。ドライブが好きな私でも疲れた。こんな旅は若い時にしかできないね、着いたら全員クタクタ。運転手(私)はもちろんだけど、同乗者(母と妹)もかなりしんどかっただろう。
子連れに限っては、予算の関係で大変な方法を選ばなければならないなら、お金を貯めて出直そう。

余談だけど、ハイブリッドカーは凄いね。
ガソリン満タンにして山口まで行ったら、半分しか減らんかった。ビビるわ。

どこに泊まる?

ホテルや旅館は、事前にネットなどで口コミや評価などをチェックしておこう。
また、脱衣室にベビーベッドはあるのか・部屋食なのか・食事会場の場合は子ども椅子はあるのかなども確認しよう。それに応じて準備していくものが増えることもある。
洋室と和室を選ぶことができるなら、和室がオススメ。小さい子どもはベッドからの転落するリスクがあるので、雑魚寝できるほうがいい。
洋室は土足の部屋なので、私はスリッパをきちんとはけない子どもが裸足で歩き回るのに抵抗がある。そりゃ清掃員がキレイにして万全の状態で準備してくれているだろうけどさ。ねんね期の赤ちゃんは関係ないが、ハイハイ・つかまり立ち期の赤ちゃんがいるならなおさら。和室なら玄関があり、靴を脱げる。心置きなく畳を徘徊できるよ。
立地的には、車で行く場合はそんなに気にしなくていいけど、電車の場合は目的の観光地や駅から近いほうがいい。大荷物をもってクタクタになりながら長時間移動する運命になる。せっかく往復の移動手段を完璧にした場合でも、ここで疲れてしまうともったいない。遠い場合は、無料シャトルバスが出ているなら候補にあげてもいいね!

後半は、我が家が実際に旅行したスケジュールを紹介しようと思います。
ただ、子連れ旅行は合計7回しており、サンプルが盛りだくさんになってしまいました。
このまま続けると長くなるので、一旦休憩しましょ。

続き:赤ちゃん・子ども連れの旅の7例(我が家の記録)

旅行シリーズ
第一回:赤ちゃん・こどもとの旅行で必要な荷物・持ち物リスト

第二回:赤ちゃんやこどもと電車・新幹線・車・飛行機・フェリーで旅行しよう

第四回:赤ちゃん・子ども連れで、ホテル・旅館などの宿泊先での過ごし方