長女の "タソ" ・ 次女の "リンゴ" ・三女の " ルン " とともに、育児をもっと楽しむための情報ブログ

たそりんご

安産祈願のお寺 ” 和泉市 大野山 子安 阿弥陀寺 “

お出かけスポット

2015
5/17

[記事公開日] 2015/05/17
[最終更新日] 2019/06/22

「戌の日に腹帯を巻く」、「安産祈願」、「お礼参り」。親になった人ならば、やっていてもいなくても一度は必ず聞いたことがあるだろう。今日はリンゴのお礼参りに行ってきたので、そのお寺を紹介するよ。
泉州・南大阪に住んでいる人は大抵ここで安産祈願をしているのではないかな?
” 和泉市 大野山 子安 阿弥陀寺 ”
予約不要で、行事がない限り毎日やってくれる。8:30~15:30まで随時。
今日は少し混んでいて、お礼参り3組・安産祈願2組を同時にしてもらった。

★2018年6月17日 追記★

ご縁があってか、なんと3回目の安産祈願をすることになり、3年の時を経て追記しました。
ところどころに写真も増やしてみたよ。

三女、ルンとパパ。こんなに可愛い娘たちが無事に生まれてくれて、
阿弥陀寺には感謝しかありません!

和泉市の山の中にある静かな場所

和泉市のなかでも立地的には岸和田と河内長野の間ぐらいで、少し山の中にお寺がある。
最寄り駅は泉北高速鉄道の” 和泉中央駅 “。ここからまだしばらくかかる。
南海バスの33系統” 父鬼 “行きに乗り、30分程走る。住所の町名でもある” 大野 “というバス停で降りよう。

我が家は車で行った。外環を河内長野方面に走っていこう。お寺に近づいていくと、だんだん看板が増えてくる。
ちなみにお寺の駐車場の出入り口は、狭く斜面がかなり急である。車高をペタペタに下げている車やエアロがごっつい車は、まず擦るだろう。確実に。
私の愛車はなにもいじっていないが、いつもヒヤヒヤする。

さぁ本堂までのぼろう

本堂に行くまでに長い階段がある。お寺の人(not住職)が「長谷寺に似てるなぁってよぉ言われるんや。」とおっしゃっていた。あそこほどものすごい階段ではないが、そう言えばそんな気もする。
これぞ山のお寺だなって感じ。最初は屋根なしの長い足場のある階段で、途中から石階段になる。
少し上ると、お参り前に手を洗う水と柄杓があり、そこから上は屋根がある。
妊婦にも優しい、良い運動程度の階段。(私がタフなだけで、しんどかったらスミマセン…笑 左側に坂道があるので、心配な人はそっち使ってネ)

駐車場のすぐ近くに小さな公園もあるので、祈願に飽きた子どもたちは時間つぶしができるよ。

階段中央には一番上まで手すりがついている。

リンゴを片手で抱っこして、もう片手で手すりを持って昇り降りをした。ゆっくり1段1段気をつければ、想像するよりはそんなに危なくないと思う。普通の家(実家)の階段のほうが私はこわかったわ。

でも念のため、付き添いの人はレディファーストで妊婦さんやママより下で階段の昇り降りをしてあげてね。

お地蔵さんにお願いを

本堂の正面には、お地蔵さん(子育地蔵尊というらしい)がいらっしゃって、願掛けのためのよだれかけ(加持布”かじぬの”)
とペンが置いてある。1枚300円。タソのときもリンゴのときも、元気な子が無事生まれますようにと書いて帰ったよ。
妊婦本人じゃなくて、お友達や遠くに住んでいる親戚などの安産祈願などにもオススメ。

祈願の申し込みをしよう

あと数段上ると、お寺の人(not住職)が休憩所に案内してくれて、そこで様々な祈願の申込用紙を記入する。
安産祈願は3500円と5000円。住所・パパとママの氏名・ママの生年月日・予定日の月などを記入する。
祈願の内容は一緒で腹帯も同じであるが、5000円はお守りが少しゴージャスなのと、ママが赤ちゃんを産むまで身に着ける梅の木の念珠がついている。
タソのときは3500円か3000円か忘れたけど、それ一択だった。リンゴの時にゴージャスバージョンが増えていたが、タソと差をつけるのもなぁと思い3500円のにした。
あとはお札とろうそくと、お箸がついてくる。お箸は割りばしのような感じで、そんなになんべんも使えないかな。

★2015年8月17日 追記★

平成27年10月1日より、安産腹帯授料が5000円の一択になるんだって。
安産祈願でもらえる物の度重なる値上げが原因だそうだ。
値上げしていると聞いて、そういえばタソの時は3000円だったような気がしてきたし、当時は妊娠期が1か月経つごとに1つちぎって食べるお菓子のようなものがあったのに、リンゴのときの3500円には入っていなかった。
お寺もいろいろ大変なんだね。よって平成27年9月30日に、3500円のほうが終了するよ。
そのあたりに祈願を予定していて3500円がいいって人は、少し早めに行かなきゃだね。

★2018年6月17日 追記★

3回目の安産祈願は、噂の5000円の腹帯セット。
もちろんメインは安産祈願と腹帯なんだけど、たくさんのオマケがついてきてゴージャスなセットになっている。

セット内容

  • 腹帯
  • 腹帯の巻き方プリントセット
  • 内容が書かれた説明プリント
  • 子安加持箸
  • 木箱に入った安産お守り
  • ママサイズの梅念珠
  • 安産祈祷札
  • 御影札
  • 安産ろうそく
  • 阿弥陀寺の概要パンフレット

こんなけ入って5000円!
生まれるまで毎月祈祷してくれて、出産予定月になると毎日祈願・予定日超過したときのために翌月も祈祷してくれるそうだ。
さらに他の祈願内容とお値段はこちら。

  • 子授け祈願:3000円
  • 子授け絵馬:500円

腹帯と性別の言い伝え

腹帯には、ここで祈願してもらって無事生まれ、お礼参りに来た赤ちゃんの名前が書いてある。縁起のいい安産だった子に安産パワーを分けてもらおう!という意味らしい。
そしてこれは迷信だが、授かった腹帯に書かれてある赤ちゃんと反対の性別が生まれるという話がある。女の子の名前なら男の子、男の子の名前なら女の子が生まれるといわれている。
タソの時は男の子の名前だったが、リンゴの時は女の子の名前だった。勝率は五分五分。やはり迷信はこんなもんである。
しかも名前には振り仮名がついていないので、一人目の男の子の名前は「多分男の名前だろう…輝って漢字ついてるのって大抵男だし」ってレベルであった。
まぁそもそも安産祈願そのものが迷信のようなものであるので、行かない人は行かないし、信じる人は信じる。人それぞれ考えや信仰は自由さー。
ただ、安産パワーは本物だった!分娩時間はタソ6時間30分、リンゴは3時間47分で正常分娩。アプガースコアは二人とも8点→9点で母子ともに安産だった。

お礼参り

お礼参りは3000円。赤ちゃんの住所・氏名・生年月日・性別を記入。
成長を祈願してくれて、お守りと息災延命のお札と祝箸をくれる。そして小さなおててにつける、赤ちゃん用の梅の木の念珠が入っている。
貰った本人であるリンゴは意味がまだ分からないので、記念撮影に一瞬手に付けてパシャリした後は大切にしまってある。

そういや安産祈願で授かった腹帯やお札・お守りやお箸は、祈願後にお返ししてきた。

★2019年6月22日 追記★

ルンが無事生まれたので、3度目のお礼参りへ行ってきたよ。

前述したセット内容はこのようなものだ。
お守りは性別によって色が違っていて、ルンは女の子の赤いお守りが入っている。
御札にはルンの名前と生年月日が記入されており、安産祈願のときに祀っていたところと同じ場所に祀るといいと説明を受けた。

施設

そんなに長い滞在時間ではないので使用したことはないけど、授乳室があり、洗面台・おむつ替えベッドもある。ホームページに写真があります。ロングドライブで来た人は、着いたとき・帰る前に利用してみてはいかが?
ここは子授けの神様もいるらしい。あんまり仏教神道に詳しくないので、なんで寺に神様がいるのか分からないけど…タソの安産祈願のときは他に人がいなく暇だったのかもしれないが、案内のお寺の人(not住職)がわさわざその祀っているところに案内してくれた。でももう授かっているよー。せっかくだし一応参拝して帰った。だからリンゴがお腹にきてくれたのかしら。

ちなみに関係ないが、タソの安産祈願の時は彼岸が始まった日だったらしく、住職が外回りに忙しくて不在だった。代わりに他のお寺の人(not住職)がお経を読んでくれたっけ。

水子供養

さらにここは水子供養もしている。本堂の中の一角に違う祭壇があり、子どものおやつがいっぱいお供えされていた。
両家の両親も一緒にお参りしたので親の前で尋ねるとややこしくなるので聞けませんでしたが…
ホームページには全くと言っていいほど情報がない。なので直接電話で阿弥陀寺に問い合わせてみた。
いつでもやってくれる安産祈願とは違い、水子供養は完全予約制だそうだ。事前に日を決めて電話予約してね。
先約があると他の日になるので、いくつか候補を決めてからのほうがいいかも。
また日曜日は、他の祈祷などがあるので16:00からしか予約できないので注意。
供養料は「皆様大体5000円を目安にされています。」とおっしゃっていたので、特に決まりはないようだ。
いくら包んだらいいか分からないなら5000円が無難かな。もちろん金額は気持ち次第で好きなだけ包んでもいいと思うよ。
お供えものも自由にしてもらって構わないとのこと。
水子供養もお札などがあるのか気になったので尋ねてみたら、「特にお札などそのようなものはお渡ししていません。こちらで供養させていただいています。」という回答であった。
お寺でしっかりお経をあげてもらうのと、心の中でいつも赤ちゃんのことを想ってあげればOK。

おわりに

参拝が終われば、ぜひ庭の鐘をついてみて帰ってくださいと言われる。この鐘、結構小さな力でも大きな良い音がなる。

★2019年6月22日 追記★

6回目のお参りで、今まで無事に生まれた娘たちと鐘をついた。
感慨深いものがある…

タソもリンゴもルンも、安産で良かった良かった。
これからもすくすくと成長しますように。

余談だが、近くに野菜の直売所があって、地元でとれた新鮮な野菜が安く買える。
” いずみ・ファーマーズ 葉菜(はな)の森 ” ってところ。一回寄って帰ったことがある。
今日も行きたかったけど、急いでたので断念。

ルンとリンゴ。リンゴは妹ができて本当に嬉しいみたい。
こども園でも有名なくらい、凄くルンを可愛がっている。

阿弥陀寺のレポートは以上!タソとリンゴとルンの安産祈願・お礼参りで計6回行きました。
私の看護学校時代の友達も、何人かここで祈願してもらいました。
赤ちゃん関係で祈願して欲しい人や、周りの妊婦でどこに行ったらいいかわからない・遠いところは嫌という人がいたら阿弥陀寺を教えてあげてね。