長女の "タソ" ・ 次女の "リンゴ" ・三女の " ルン " とともに、育児をもっと楽しむための情報ブログ

たそりんご

赤ちゃんやこどもと電車・新幹線・車・飛行機・フェリーで旅行しよう

育児

2015
5/30

[記事公開日] 2015/05/30
[最終更新日] 2015/06/29

赤ちゃん・こどもとの初めての旅行。いろいろ調べることがいっぱい!
旅行での持ち物・移動手段・スケジュール・宿泊先での過ごし方などを全4回に分けてご紹介しています。
旅行シリーズの第二回目、今回は移動手段についてだよ。
主に乗るのは、電車や新幹線・車・飛行機だろう。フェリーや船もあるね。

我が家が利用したのは新幹線・電車と、車。ではどんな状況だったか、また注意したいことや心構えを載せるね。

電車・新幹線

travel新幹線

お金はかかるが、長距離は新幹線が一番いい。新大阪から新山口まで約2時間、新大阪から東京まで約2時間20分でビューンである。
小学生未満は、お膝に乗せるなら運賃はいらない。小学生からは運賃と特急券が必要。おとな料金の半額だよ。
ただし、赤ちゃんや未就学児が指定席で席を1つとれば、こども料金の運賃と指定席特急券を買わなきゃいけないんだ。さらにグリーン車にすれば、大人と同じグリーン車料金もいるから注意してね。自由席なら1つ席に座っても無料だよ。

車両と車両の間(デッキ)に多目的スペースがあり、乗務員に頼むと鍵を開けて利用させてくれる。そこで授乳もできるし、オムツ交換もできる。
泣いたりぐずったら席を立ち、落ち着くまでデッキで気分転換すればいい。タソの時は何度かデッキに逃げた。でも2時間ちょっとのうちの数十分なので、ご飯を食べたり昼寝したりしていると、あっという間に時間は経った。そんなに苦労した印象はない。

車とは違い時間厳守なので、余裕をもち早め早めの行動をしよう。
食べ物は待ち時間に駅で買ってもいいし、おにぎりやパンぐらいなら前日の夜に用意しておくと慌てなくてgood!うちは前日の夜にドラッグストアで軽食と飲み物を用意する。もちろん奮発して駅弁を買うのも、旅のムードをアップしてくれるからいいね!

新幹線はタソが9か月・10か月・1歳10か月のときに利用した。膝の上に乗せて過ごすため、こどもはチャイルドシートより自由度が高くストレスもマシだろう。
また電車や新幹線を見てテンションが上がる。男の子なら大喜びだね。女の子でも2歳頃までは電車大好き。通過するたびに大声でバイバーイと言いながら手を振っていた。
今はもうそんなに興味がなさそう…(もう無邪気なあの姿が見られないのは寂しいもんだ)

\シャア専用のラピートだよ/
travelラピート

新大阪までの道中は、電車内は混雑していてベビーカーを折りたたまなければならなかった。荷物が多いと本当に大変である。
しかし乗せている間は楽チン!どんどこ歩けるし、手すりにS字フックをかけて荷物を吊るすこともできる。
エレベーターになかなか乗れない。他のベビーカー利用者や高齢者集団、キャリーバッグを持った元気な大人などが、皆エレベーターの順番待ちをしているからだ。覚悟しておこう。新幹線に乗ったら、ベビーカーはたたんで足元に置いてね。
抱っこひもは疲れるけど、エスカレーターにも乗れるし電車内でも両手は空くし、たたんでもコンパクト。状況に応じて装着したり片づけたりしよう。

travel車

隣の県や同じ地方の中でならおススメ。出発時間・休憩時間・寄り道など、道中から観光巡りまで自分たちのペースで好きに移動できる。運転者は多ければ多いほど交代できるが、パパしか運転できないならパパがずっと頑張るしかない。事故にも気を付けてね。

リンゴが生まれてからは車移動がメインになった。リンゴ3か月・タソ2歳5か月で白浜へ、リンゴ4か月・タソ2歳6か月で清水寺・琵琶・長浜の旅をした。
持ち物はスペースがあるだけたくさん積めるし、交通費も安い。高速代とガソリン代と、観光先のパーキング代だけ。時々休憩して体を動かしたり、外の空気を吸ってトイレ行って…
普段からチャイルドシートに慣れているならよく寝てくれる。嫌がって泣き叫ぶなら車内は地獄だけどね…でも泣かれても自分がイライラするだけなので、他の人に迷惑をかけたり気を遣うことはないから気は楽。その場の気分で観光地を追加したり、電車では行きにくい所でも余裕で行ける。ナビがあれば、迷うことなく到着する。乳児が泣いたらどこかに停めて、好きな時に授乳できる。

飛行機とフェリーはまだ乗ったことがないけど、どんな感じかみてみよう。

飛行機

超長距離は飛行機しか選択肢はない。搭乗手続きなどがありちょっと面倒なことはあるが、過ごし方は新幹線と似ている。
ただ泣かれたら全席に響き渡るので、長時間のフライトをどう乗り切るかがポイント。この辺はこどもの機嫌に運命を託すしかない。

ちなみに2歳まではお膝の上に乗せたら運賃はいらないよ。3歳から11歳が子ども料金となります。
ただし大人1名につきこども1人しかお膝に乗れないから、保護者が1人だけで2歳以下を2人連れて行くには、1人だけ子ども料金が発生して席をとらなきゃいけなくなる。パパとママと2歳以下2人なら、それぞれのお膝に乗せたら無料。パパとママと2歳以下3人なら、子どものうち誰かが席をとらなければいけない。
そもそも三つ子か、双子+兄弟か、3人年子しかこの条件にならないけどね。そんな状況で飛行機に乗ることはないか。笑
国際線の場合は、赤ちゃんでもパスポートが必要だよ。

travel飛行機

いろいろ考え方はあると思うけど、こどもにとったら飛行機移動はつらいだろうね…
どうしても乗らなければならない理由があって、これを逃すと会えなくなる人に会いに行くとか、引っ越すとかなら仕方ないけど…
娯楽の旅行では飛行機はやめたほうがいいかも。気圧の差で耳が痛くなっても、耳抜きの仕方が分からないから痛いままで泣くしかない。中耳炎になる可能性もある。
車とは違い、チャイルドシートなんかもちろんないので乱気流や離着陸でものすごい振動で危険なめにあうことも考えられるからね。

フェリー

travelフェリー

長距離移動の場合は前日の夕方から乗り、一晩過ごせば翌朝には目的地に着いている。宿泊施設やお風呂もあり、移動中から既に非日常の旅行気分が味わえる。
部屋は個室か他の客と雑魚寝をする大部屋があり、子どもの性格や月齢に応じて選ぼう。他の人に迷惑がかかりそうな雰囲気100%なら、値段は高いけど個室をオススメする。
出港時には” 紙テープを投げてイッテキマース “ができる場合もある。フェリーの魅力は、車で乗り入れると運転しなくても遠くまで行けることだ。到着後にレンタカーを借りる必要もなく、車だけで移動した場合よりも運転手は体力を温存できる。ただ船酔いする場合もあるので、こどもが飲める酔い止めを準備しておこう。
料金は小学生未満が無料。ただし大人1人につきこども1人なので、大人の人数を超えた未就学児は子ども料金を払わなくてはならない。
大阪はフェリー乗り場がありいろいろなところに出ているので、せっかくだし一度は利用してみたい。いつかフェリーに乗ったら体験談を追記しますね。

基本的に公共交通機関は、ちいさいうちは(飛行機を除いて)料金が無料で、それそれに一長一短がある。こどもが騒ぎやすいなら、あまり他の人に迷惑がかからない方法で行こう。世話がない連れ出しやすい子は、好きな方法を選んでね。
どの交通手段もそうだけど、子どもは予想以上に大人より疲れやすい。旅先や帰ってきてから疲れで体調を崩すと、せっかくの旅行も台無しになる。
家に着くまでが旅行だからね。適度に休憩をとって、道中も楽しく過ごそう!!

ではまたね。

旅行シリーズ
第一回:赤ちゃん・こどもとの旅行で必要な荷物・持ち物リスト

第三回の前編:赤ちゃん・こどもと旅行するには、無理のない計画を立てよう
第三回の後編:赤ちゃん・子ども連れの旅の7例(我が家の記録)

第四回:赤ちゃん・子ども連れで、ホテル・旅館などの宿泊先での過ごし方