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たそりんご

2カラーせんせい タカラトミー TAKARATOMY

おもちゃ

2015
8/7

[記事公開日] 2015/08/07
[最終更新日] 2015/08/17

子どもはお絵かき大好き。紙とペンもいいけど、手軽に何度もすぐ書いたり消したりができて、インクで汚れることもないあのおもちゃはいかが?

” 2カラーせんせい タカラトミー TAKARATOMY ”

対象年齢は1歳半から。

磁石のペンで書く不思議なキャンバス

せんせい真っ白
ある程度大きくなると小学校で習う ” 磁石と砂鉄 “。せんせいも砂鉄ではないけど、磁石がついているペン先やスタンプを画面にあてると、磁力を帯びた色のついた粉(磁性粉)が表面にひっついて色が浮かんでくる仕組み。
だからインクもないので、汚れる心配がない。
もちろん紙がなくなることもない。
私も子どものころに持っていて、当時は黒だけだったけど、今は赤と黒の2色に進化している。

2色の正体はS極とN極

せんせいペン
なんで色の使い分けができるのか不思議だよね。それは磁石の特性をうまく活かしていて、赤と黒のペンはそれぞれS極とN極に分かれているからだよ。
そして磁性粉にも表と裏があって、黒のペンの磁石が近づくと磁性粉の黒の面がひっつく。赤のペンの磁石が近づくと、磁性粉は反対側の赤の面が上に向くようにひっつく。
こうして色が変わって書けるんだって。凄いね!!!

滲まない仕組みは、ゲル状の液体と細かい区画のおかげ

せんせい二色
そんな細かい磁性粉がなぜ綺麗な線や点をとどめておけるのか…それも不思議。
この画面には、磁性粉だけじゃなくて浮き上がってきた磁性粉が沈まないようにゲル状の白い液体が入っているんだって。
そのおかげですぐ沈んで色が消えることもないし、沈んでいる磁性粉が舞い上がって表面に出てくることもない。
そして表面に集められた磁性粉が飛び散って滲むのを防ぐために、蜂の巣のような超細かい区画に分けられている。磁性粉はこの中だけで動くことができるみたい。だから表面で磁性粉が逃げてしまうことがなく、その場でとどまるので綺麗な線や点が実現可能なのだ。
TAKARA TOMYは、この画面のことを” ハニカムスクリーン ” と名付けているようだ。
ちなみにハニカム構造とは正六角形をビッシリ並べた構造のことで、英語ではハチの巣(全体の塊じゃなくて、幼虫とかが入ってる六角形の部屋)という意味。見たまんまだね。
これらのおかげで、真っ白な画面に黒と赤がハッキリ出ていてとても見やすい。

ペンは強く押しすぎ防止機能つき

まだ力の加減ができないこどもは、ガンガン画面に突き刺したりギーーーーーーッと力の限り押し付けたりすることもある。そうするとすぐ壊れてしまう。
その力を和らげるために、力を加えるとペン先が少し引っ込むようになっている。
手や体に突き刺してしまっても、多少は安心だね。
※目や喉に刺したりしたらもちろん危険だから、月齢が低い間は必ずそばで見ててあげてね※

○△□スタンプで絵の幅が広がる

せんせいハンコ
絵や字をかくだけでなく、ハンコをペタペタ押すこともできる。
○まる・△さんかく・□しかくのスタンプがあって、ポンポン捺すだけでも楽しい。
ブロックみたいで子どもの手に納まりやすく、丁度いい握り具合の大きさだ。

簡単にすぐ消える

せんせい消す
なんといっても、下のレバーを移動させるとすぐ消えるのがいい。
場合によっては何往復かしなければ真っ白にならないけど、許容範囲。
黒いペンで文字を書かせ、赤いペンでママやパパが花丸をつけてあげたり訂正・指導をしてあげてみて。
何度も何度も書いては消し・書いては消しを繰り返しできる利点を活かし、文字を書く練習にもどうぞ。
大人が遊んでも楽しいし、子どもが大きくなって飽きたらホワイトボード代わりにしてもいいね。
もっと言うなら、筆談にも手軽に使えそう。

紛失予防に紐を付けられる

せんせい穴
ペンやスタンプには、穴が開いている。これらに紐を通して本体にくくりつけたら、パーツが紛失することを避けられる。
ペンやスタンプはカチッとハマるようになっているけど、持ち運び中やおもちゃ箱の中で行方不明になる可能性もある。
よく物をなくしちゃう傾向があるなら、パーツが迷子にならないように紐をつけておこう。
おもちゃ屋さんの見本にも、盗難予防に付いているよね。あんな感じ。

別売りパーツが豊富

画面が壊れてしまったときは、わざわざ本体を買い替えなくてもハニカムスクリーンの交換ができる。
お客様サポートで問い合わせてね。
またペンも赤・黒それぞれ別売りしてるので、追加購入が可能だ。
他にはひらがなやアルファベットの練習用のシートもある。
これは長く使えそう。

おわりに

タソが1歳3か月のときに、クリスマスプレゼントとして買ってあげた。
おもちゃ屋さんや電気屋さんのおもちゃコーナーを何軒かハシゴしたんだけど、なかなか売ってなくて結局ネットで買った。
せんせいお絵描き
最初はぐちゃぐちゃだったのが、だんだん丸が描けるようになり、せんせいをピザ(?)かケーキ(?)に見立ててレンジに入れるごっこしてみたり、人の顔が描けるようになったり…
お絵かき一つでも成長を実感できて嬉しい。
1977年からのロングセラー商品、ぜひ遊んでみてね。

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