以前リンゴが卵アレルギーであることが判明したが、なんと乳も軽いアレルギーを持っていた。
血液検査では分からない許容範囲
一応牛乳もクラス2なので素質はあったのだが、当時はヨーグルトや粉チーズ・ミルク寒天程度しか与えていなかったので量も少なく、目立った症状もみられていなかった。
なので普通に食べられるものだと思っていた。
食品・量・現れた症状
牛乳・50ml程度・口の周りの発赤
朝ご飯から手の込んだものは作れないため簡単にできるパン粥を作ろうと思い、家では卵の入っていないテーブルロールと粉ミルクを煮詰めて食べさせた。
全く問題なくOK。
何日かして実家にお泊りし翌朝の朝食でパン粥を作ろうとしたとき、粉ミルクがないことに気づいた。
ゴクゴク飲ませるわけじゃないし乳製品いけてるからええかと思って、初めて牛乳で煮た。
パンが浸るぐらいの量なので厳密には測っていないが、約50mlぐらいかな。
食べてる間は問題はなかった。リンゴも機嫌は変わらず。卵のときはすぐ機嫌悪くなって吐いたけど、そんなそぶりも見せない。
食べ終わってしばらくすると、口の周りがうっすらと赤いポツポツが…最初に口にしてから30分程度経ってから。「あ、これアレルギーだな。」とすぐ分かる、食物アレルギーでググったときによく見かける一般的なまだらな発赤。次第に赤みが強くなってきたため、卵のときに貰った軟膏(ロコイド軟膏)を塗って様子見。
発症から1時間ほどして徐々に薄くなっていき、知らん間に消えていた。
牛乳で実験
牛乳アウトだなと確信したので、許容範囲を知ろうと思い探ってみた。
- 実験初日…小さじ2:無反応
- 実験二日目…大さじ1:うーん、これはポツポツなんか?ぐらい
- 実験三日目…大さじ2:アウト。口の周りの発赤が出てきた。軟膏塗らず自然に消失。
ウエハース・1枚・症状なし
ウエハースは、卵ダメなリンゴが食べられる数少ないおやつのひとつ。 ” マンナ ” 。
乳が入っているけど、1枚なら無症状で食べられた。
市販のベビーフード(乳の表示で○のもの)・1パック・口の周りの発赤
実はベビーフードでも乳が入っている量が違うので、発赤が普通に出るものとちょっとだけうっすら出るものがある。
リゾットのようなクリーミーなものは発赤が出たので次回からやめとくことに。
見た感じ白くないものだったりあまり入ってなさそうなもので少し含まれている程度なら、「これどうなんやろ?一応アレルギー出てるんか?」ぐらいの軽い症状でおさまる。
リンゴ10か月3週目で2回目の採血
卵アレルギーのフォローのため予約していた外来に受診。卵のことは別記しようと思っているので置いといて…採血することに。
一週間後、結果を聞きに行ってきた。
*牛乳*
7か月→10か月
1.16(クラス2)→1.07(クラス2)
ほぼ横ばい。ほんのちょびっとだけ下がってるくらい。
医師からは「お楽しみ程度に、一口二口少し味見程度に食べてもいいですよ。今まで食べてもなんともなかったパンとかヨーグルトとかチーズとかウエハースも、症状出てないならそのま食べてもいいです。許容範囲は数字では分からないし、その子によってもそれぞれ違うからね。」と言われた。これからも少しずつ実験して、お楽しみの味見が増えるように探ってみよう。
マックシェイク巨峰味・スプーン3口・発赤と言っていいのか分からん程度の発赤のような気配
期間限定のマックシェイクって試したくなるよね。タソもパパも私も大好き。
リンゴにもおすそわけしてあげたくてアレルゲンチェック。
マクドってウェブサイト行ったらちゃんと表示してあるから便利。マックシェイクは乳のみなので、チャレンジしてみることに。
初めて口にするシェイクに恐る恐るなリンゴ。スプーン1杯をちびちび何回かに分けてすすっていた。3杯程すすって終了。
30分後、うーんこれ出てるんかな?程度の症状。それからシェイクを飲んだことも忘れるくらい何もなく経過。
また3杯ぐらいなら味見できるね。
ソフトツイスト・10口・口の周りの軽度の発赤
また別の日。おやつの時間に、パパもママもタソも1つずつソフトツイストを食べていた。
もちろんリンゴも欲しがる。ギャーギャー言いながらソフトクリームを触ろうとする。
シェイクもいけたし、これも乳だけだから数口あげた。
ソフトクリームも初めて。最初は冷たくてびっくりして険しい表情をしていたが、味をしめたのか何回も何回も欲しがる。
調子に乗って10口ぐらいあげてしまった。
10分程すると口の周りに少し発赤が。
でも機嫌もいいし、今回は15分するかしないかのうちにすぐ消えた。
食品によって症状も様々
リンゴの場合は乳製品に至っては食べてみないと分からないし、そこまで症状もきつくない。でも保育所の給食やおやつの牛乳は出してもらえないだろう。
牛乳アレルギーだとカルシウム不足になりやすいので、煮干しを買ってきた。
みそ汁の具とかにちぎって混ぜるとふやけて食べやすくなり、煮干しからダシも出て相乗効果アリ。結構気に入って食べてくれる。
気長に実験しよう
医師から許可が得られれば、最初は必ず少しずつということを守っていればアレルギー食品も食べることができる。
完全除去と言われていないのに過剰に怖がって除去していると、成長・発育に必要な栄養素も摂ることができないからね。
リンゴは卵は完全除去なので他のものからタンパク質を補っているけど、乳に限っては気を付けながら食べられるものを見つけることに。
また追加していきまーす。
★2016年7月31日 追記★
食べられるものや症状の程度などを受診の度に報告し、問題がなくなってきたので主治医から乳解除の指示が出た。
晴れて乳製品フリーになったリンゴの毎朝の朝食は、コーンフレークにたっぷりの牛乳。
もう今では牛乳なしではいられないくらいの大好物で、もちろんこども園の給食やおやつも牛乳・乳製品の除去は全くしていない。
乳に関しては完全に克服でき、アレルギーをもっていたなんて忘れさせるくらいである。
ホッと一安心☆
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