小さいころから音楽に触れるのは、脳や心の発達に良い影響を与える。
それは本格的なクラシック音楽や楽器だけでなく、もちろんおもちゃでもOK。
今日は1歳から遊べる、皆大好きアンパンマンの鍵盤おもちゃを紹介するよ。
” BabyLabo ベビラボ アンパンマン おそらでコンサート ”
アンパンマンらしいオレンジを基調とした本体に、かわいいアンパンマンのキャラクターがズラリ。
お空の上がステージで、雲の上に乗っていたりお星さまに囲まれている。
子どもからしたら、難しいことはどうでもいいんです。
なんかボタンがいっぱいあって、大好きなアンパンマンたちが並んでいて、押すと楽しい音楽や音がなって、押すたびにピョコピョコ動いて、キャラクターが喋る。
それが楽しいんだよね。笑
でも親からすると、山ほどある同じようなおもちゃの中でも、ただカワイイだけで終わらせず少しでもいいものをあげたい。
このアンパンマンのキーボード、大人が大好きな” さまざまな機能や科学的な根拠 “などもきちんとあります。
このベビラボというブランド、バンダイと日立製作所が共同開発していて、赤ちゃんをいろいろ研究して科学的な目線からもおもちゃをつくっているらしい。
この説明書にもおもしろい検証結果が書いてあった。買ったら読んでみてね。
正しい音
どの楽器も、最初はチューニングをして音を正しく合わせなければならない。
絶対音感がある人は、キーボードのおもちゃでも少し音がズレていると「ん?」となったり、しっくりこなくて気持ち悪い・イライラすることもある。
赤ちゃんはまだわからないけど、正しい音をしっかり聞き分ける能力は小さいうちから育ちます。
この鍵盤から出る音は、世界基準で統一されている「基準ピッチ」” A4(440hz) “に設定されている。簡単に言えば、” 「ラ」の音が中心で、周波数単位で正確に鳴っている “って感じ。不思議かもしれないけど、「ド」が基準じゃないんだってさ。
なのでこの鍵盤で正しい音を繰り返し聞いているうちに、自然と音程も正しく身につくというわけだ。
ボタンを押すだけでメロディ演奏が始まる
右のお星さまの下にボタンがついていて、押すと音楽が流れる。全部で5曲。
- アンパンマンのマーチ/クラシック調で、クラリネットとピアノ音
- 大きな栗の木の下で/子守歌調で、フルートとピアノ音
- むすんでひらいて/バロック調で、ビブラフォンとピアノ音
- ちょうちょう/フォークソング調で、バンジョーとピアノ音
- もりのくまさん/カントリー調で、オーボエとピアノ音
いろんな楽器が使われているけど、何も知らされず聞くとただの電子音だけどね。笑
でもこの演奏も、ただのアレンジではない。
なんと国立音楽院の先生が監修していて、親も皆知っているであろう曲を選び、いろんな曲調や音色・テンポにし、親も一緒に楽しめるように考えられている。えらい徹底してこだわってるなぁ。凄い。
ほめて伸びる
誰だって褒められるのは嬉しい。私だってグチグチ欠点ばかり言われるより、「今日のご飯おいしかった」とか褒められたら「次も何かえぇもん作ろ♪」とやる気が出る。これは脳のはたらきで、やる気が出るところと褒められた快感を得るところが密接に関係しているからだそうだ。この好循環で脳は育つんだって。
一曲流れ終わると「やったね!すごいすごい!」などとキャラクターがしゃべる。一緒に歌ったりピアノを弾いたりして褒めてくれるんだったら、なんぼでもやりたくなるよね。曲がなってハイ終わりじゃないのが一味違う。
弾いたらピョコ
あのバイキンマンでさえニコニコしていてかわいい。
ド:ドキンちゃん
レ:コキンちゃん
ミ:ばいきんまん
ファ:カレーパンマン
ソ:アンパンマン
ラ:しょくぱんまん
シ:ジャムおじさん
ド:バタコさん
音楽が流れていない間は、3和音まで鳴らすことができるよ。
リンゴにはまだ早かったのか、適当に鍵盤をパンパン叩いたらしばらくして飽きた。
タソはしばらく音楽を楽しんだり、適当な演奏をしてみたり、ママに演奏を要求してみたり。ただ鍵盤が1オクターブしかないので、タソの月齢には物足りないようだ。
何個も鍵盤作ると、その分キャラクターいっぱい付けなきゃいけなくなるからね。笑
やはり対象年齢の1歳前後が一番楽しめるのかもね。
取り扱い方法
電源
一曲目のボタンと電源ボタンは同じである。なので1を押すと電源が入り、アンパンマンのマーチが流れる。
電源を切りたい場合は、1のON/OFFボタンを2秒ぐらい長押しする。
オートパワーオフ機能がついているので、電源をつけたまま放っておくと2分間で勝手に電源が切れる。これで電池がすぐなくなるのを防げるね。
電池は単3が3つでOK。
音量の変え方
音量を変えるのはちょっと面倒。慣れたらそうでもないけどさ。
電源を切った状態で、1のON/OFFボタンを押しながら「低い” ド “」を押すと、音量を大か小に変えられる。どっちかに変えたら1のボタンを離そう。
おわりに
たかがおもちゃ、されどおもちゃ。奥が深いキーボードだね。
これもお手頃価格なので、あまり難しく考えず手に取ってみてね。子どもは直感で、楽しいものを判断して遊ぶ。きっと気に入るはず!
それにしてもアンパンマンって必ず一度は熱中する時期がくるよね。本当不思議。