大人も子どもも昔から馴染みの深いファーストフード、マクドナルド。
特にCMで見かける、その時に流行っていて子どもが欲しくなる魅力的なオマケがついている “ ハッピーセット “ 。
歴史は古く、日本では1987年からはハッピーセットの旧名称 “ お子さまセット “ として始まり、今も根強い人気のメニューのひとつである。
そんなハッピーセットのオマケのおもちゃだが、安価であり外出先などでしばらく遊んでくれるため、
気軽に購入する人がほとんどだろう。
気づけば家中にハッピーセットのおもちゃがおもちゃ箱や部屋をゴロゴロと占領し、
収納を圧迫していっている事実もある。
しかも悲しいことに中身を指定できないため、同じ種類が被ってしまうことも珍しくない。
古いキャラクターものは飽きてしまい、遊ばない日が訪れる。
処分したいが、物を大切にする心を重んじる人は特に捨てることに抵抗感があるだろう。
子どももなんとなく捨てるのはもったいない気がして、捨てることに反対する子も少なくない。
そんな親子はぜひ、マクドナルド(以下:マクド)が実施している “ マックでおもちゃリサイクル “ 活動を利用して、
気持ちよくオマケのおもちゃとさよならしてみよう。
リサイクル方法
全国のマクド店舗で、↑のような回収ボックスが設置されている。
すぐ見える位置に置いてある場合がほとんどだが、店舗によっては外から見えにくいところにあることもあるので、
店員に場所を聞いてみよう。
このおもちゃ回収ボックスに、ハッピーセットのおもちゃを入れるだけ!
いちいち店員に声を掛ける必要もないし、何かを記入しなければいけないわけでもない。
スーパーに置いてある食品トレイ回収ボックスのように、気軽に入れることができる。
食べたあとのゴミを間違えて入れないようにね…
おもちゃは、緑色のトレイにリサイクルされる
回収されたおもちゃは、リサイクル工場でマクドのトレイに再生される。
緑色で、表面に凸凹加工の印字がされていて、
「ぼくはハッピーセットのおもちゃから、うまれたよ!」と書かれてある。
何が出るかワクワクしながら大喜びで開封し、楽しませてくれたおもちゃ。
役目を果たし遊ばれなくなったあとも、こうやって帰ってきて役立つなんて、なんだか心温まるトレイだ…
いつも行く店舗は黒っぽいトレイで、まだこのトレイを使ったことはないけど、
いつか全てのトレイがこれに変わる日がくるかもしれないね。
ちなみにおもちゃの中で、厚紙を使った小物もある。
紙は各自治体の資源ごみや古紙回収業者で紙のリサイクルにまわしたほうがいいね。
私はマクドのボックスには入れませんでした。
ハッピーセットのおもちゃがどれだったか忘れた場合
家にあるおもちゃで似たようなものが多すぎて、どれがハッピーセットのオマケだったか忘れてしまうこともあるだろう。
特に組み立て式の食玩やガチャガチャの景品などは紛らわしい…
しかしハッピーセットのおもちゃだと確認する方法はとても簡単だ。
おもちゃのどこかに必ず、 “ Made for McDONALD’S 20XX “ と刻印されている。
画像のものは、ドラえもんのどこでもドアのおもちゃで2019年春のものだ。
全てのハッピーセットのおもちゃにあるので、これが刻印されているものを回収ボックスに入れよう。
お気に入りのオマケ
タソとリンゴのお気に入りのオマケは、このシリーズ!!
サンリオ
やはり女子である。キティちゃんのサングラスと、メモが入っていたバッグはリンゴのお気に入り。
キキララのランプはタソがゲットしたもの。鏡とクシのセットはイマイチ使わなかったので、リサイクル行きになった。
ひらけ!ここたま
ここたまの文房具シリーズはなかなか可愛いうえに、星型の穴あけパンチなど実用的なものも。
リボンちゃんの鉛筆キャップは、ここたまキャッスルに連携していて特別なセリフを言うらしい。
ここたまキャッスルは我が家にもあるので、子どもたちに教えてあげようっと♪
おかあさんといっしょ
このシリーズの中で、乳児のルンに与えても安全であろう唯一のおまけ。
ベルをアイスクリームのコーンのごとくかじりついております。
振り回したら微かにチリンと音がなり、バウンサーの角や地面にぶつけて音を鳴らして遊んでいる。
色も鮮やかで、握りやすいサイズ。赤ちゃんの心を鷲掴みにした。
ちなみにすりかえかめんも出たのだが、タソとリンゴは開けた瞬間しばらく遊んだあと、
それ以降もう二度と遊んでいる姿を見ることはなかった…
もちろんリサイクル行きとなった。
実施期間
春:2019年3月15日(金)〜2019年5月9日(木)
夏:2019年7月12日(金)〜2019年9月5日(木)
冬:2019年12月6日(金)〜2020年1月23日(木)
来年度も引き続き実施されるだろう。
今後はトレイ以外の再生化も検討中だそうだ。
2018年から “ ハッピーりぼーん “ プロジェクトとして始まった、このリサイクル。
昔は遊ばなくなったらコッソリ捨てていたおもちゃだが(本人たち気づいていない)、
子どもたちとどれを残してどれを生まれ変わらせるか相談し、皆円満におもちゃを処分することができた。
ぜひ活用して、環境にも優しいさようならをしてみてね!!