女の子って、小さいパーツのキラキラしたおもちゃが大好き。
また、お絵かきや塗り絵も大好き。
そんな幼児期の女の子が好きなことが叶う、キラキラミニチュア作品を自分で作れるおもちゃがあるよ。
CMでも一度は目にしたことがあるかもしれない、2004年に発売された
“ エポック社 アクアビーズ “ 。
名前の通り、水とビーズが大きく関係しているアクアビーズ。
型に合わせてビーズを並べていき、水をかけるとアラ不思議!!
くっついて乾くと可愛い作品の完成!!
このシリーズの基本セット、 “ はじめてのアクアビーズ(2017年ver.) “ を誕生日に貰ったタソとリンゴ。
どんなものか早速みてみよう。
ちなみに対象年齢は6歳以上。
小さいパーツを扱うので、それ以下の年齢の子どもに遊ばせる場合は親が必ず付き添って、誤飲などが起こらないよう最新の注意を払おう。
セット内容
箱をあけると、完成までこのセット1つで全て賄えるパーツや道具がそろっている。
テーブルトレイ
ビーズを並べる土台であり、アクアビーズのケースの蓋。
つぶつぶした蓋で、この上で作品が生まれる。
ケース
仕切りがついている小分けケースで、色別にビーズを収納できる。
ここから直接使いたい色をペンの中に入れ、トレイの上に乗せていく。
アクアビーズペン
使いたい色のビーズは、ペンをケースに直接突っ込むとガシャンとペン内に充填される。
そしてトレイの上で親指を使いペンを握る(というかチョボを押す)と、中からビーズが1つずつ出てくる。
専用スプレー
アクアビーズをくっつけるときにかける水を、このスプレーで滴下する。
ビーズピーラー
乾かした作品を、トレイから剥がすときに使うヘラ。
ビーズトレイ
テーブルトレイのようにつぶつぶがたくさんある板で、テーブルトレイで作品を乾かしている間に次の作品を作ることができる予備の板。
予備どころではなくメイントレイとしても大活躍する。
イラストシート
シートをトレイの下に差し込むと、型の下に透けて見える。
この絵の通りにビーズを並べると、キレイな作品を作ることができる。
このパッケージには4種類のシートが入っていて、もっとレパートリーが欲しい場合は別売りのシートを購入しよう。
ビーズ
このおもちゃはビーズがなければ始まらない。どのスターターキットにもある一定量のビーズが入っているが、キャラクターのカラーによって色の比重が全く異なる。
この一般的な “ はじめてのアクアビーズ “ には、以下の色が入っている。
まるビーズ(5mm)
- NEWあか:約80個
- ピンク:約120個
- きいろ:約100個
- オレンジ:約30個
- みずいろ:約180個
- きみどり:約70個
- しろ:約130個
- くろ:約40個
キラキラビーズ
- あか:約40個
- ピンク:約90個
- きいろ:約80個
- オレンジ:約70個
- あお:約60個
- みどり:約30個
- むらさき:約30個
- ちゃいろ:約50個
取扱説明書
アクアビーズのいろはが載っている。最初はこれを見ながら流れを覚えよう。
作り方
箱を開けて、作品が完成するまでの流れを紹介するよ。
ビーズを入れる
最初は小袋に入っているビーズを、ケースの中に入れていく作業から始まる。
次回からはこの工程はスキップできるが、ビーズがなくなったら購入してその都度足していくことになる。
トレイにイラストシートをセットする
テーブルトレイまたはビーズトレイの裏側に、好きなモチーフが載っているイラストシートを差し込もう。
つぶつぶ面から見て、色付きイラストが形通りピッタリ写っていたら準備完了!
ペンにビーズを充填し、イラストシートのガイドに沿って色を並べていこう
ケースに入れたビーズの仕切りの中に、アクアビーズペンを直接突っ込もう!
少し堅いけど、カチャン!と音を立てて中に入っていったらOK!
充填しすぎると違う色にしたくなったときに出すのが面倒だから、使う分だけにしたほうがいいよ。
ペンの中で詰まっても困るしね。
ペンを握るところに、 “ チョボ(出っ張り) “ がついていて、親指で握るというか押すと、
ペン先が開いてビーズが出てくる。
そ〜っとズレないように並べていこう。
集中力と手先の器用さが養われるね。
これをやっている間、タソもリンゴも真剣そのもの!!
タソはさすがお姉ちゃん。テンポよくビーズを並べていっている。
リンゴも小さいながら、なかなかいい線いってる!!
ズレたら指で修正しながら頑張っていた。
水をかけよう
このビーズの不思議なところで、一番の特徴である。
ビーズに水をかけると、ビーズの表面の糊が溶けてきて、ビーズ同士がくっつく。
ビーズは “ ポリビニルアルコール “ という成分ででいていて、切手の裏などについている糊として有名。
コンタクトレンズを目に入れるときの潤滑剤として使われる物質でもあるため、人体にも優しいのが特徴だよ。
そんな接着剤としての特性を活かして、しかも安全で身近な “ 水 “ を使ってひっつけるビーズ。
開発した人本当に凄いね…
なので水をしっかりかけないと接着成分が溶けてこないので、気をつけてね。
あまりかけすぎてもドロドロになって乾くのに時間がかかる。
これは季節や気温によっても乾燥時間は変わってくるし、経験で大体の水の量を覚えていこう。
1回目の乾燥をさせよう
トレイを立てかけて、垂れてきた余分な水分をティッシュで拭き取って乾かそう。
10分程が目安だそうだけど、たまにネチャネチャで剥がしにくいことがあるので、タソは自分で20分のタイマーをかけている。
トレイから剥がそう
ビーズピーラーを使って、作品をトレイから剥がそう。
そーっと優しくね。ピーラーを動かす向きも決まっているので、取説をよく見よう。
ここで十分に乾燥できていなかったら、ネチャ〜として作品が崩壊する危険が…!
2回目の乾燥をさせよう
剥がして感動していると、最初は形を保っていてもビーズは完全には乾燥していない場合が多く、
油断していると崩れるか他のモノにくっついてしまう可能性がある。
平らなところに置いて、完全に乾かそう。うちはいつも半日放置しているよ。
特に作品の裏側はトレイの溝に水が溜まっていて乾きにくい傾向にあるため、
剥がした裏面を上にして、汚れても良いものの上に置いて乾かしている。(ビニールの袋など)
木材の机などに置いてしまうと、溶けた色付きビーズの糊成分が垂れて取れなくなる可能性もある。
置く場所はツルツルして拭きやすいところなどがオススメ。
紙やティッシュの上も禁忌!!!乾くと張り付いて取れなくなる。なんせ成分が接着剤だからね…
完成した作品たち
しっかり乾燥させたら、ついに完成〜♪
タソ作
もの凄い量産。笑 器用にイラストシート通りに作っている。
キラキラ感満載で、女子力高い作品ばかりだ。
リンゴ作
ところどころ、ビーズの数が多すぎたりズレたりしているけど、なんとなくそれっぽい作品になっている。
そして悲しくも崩壊しているものも。逆に何かが融合しているものも…?
オリジナリティあふれる作品になった。
拡張セット
最初のスターターキットは、最低限のものが揃っているだけである。
一通り作品を完成させ終わると、他の新しいものも作りたくなるのが人間の心理だ。
イラストシートやビーズを追加購入し、もっと楽しもう!
イラストシートセット Part1〜4
サンタさんに、タソとリンゴあわせて4種類もらったよ。
仲良くシェアして、これからも新しい作品を生み出そうね。
このセットはシートばかりが大量に入っているものなので、ビーズは足りなくなったら別売りのものを買わなければならない。
マイメロディセット
タソとリンゴは、本当は「キティちゃんのアクアビーズください」とサンタさんにお手紙を書いていた。
でもね、キティちゃんのアクアビーズは生産されていないんだ…
代わりにキティちゃんと一番近い、マイメロのアクアビーズを用意してくれた。
マイメロディセットは、イラストシートとビーズが入っていて、ビーズの色合いもイラストに合わせてよく使う色がたくさん入っている。
それぞれのキャラクターが一通り1個ずつ完成する量が入っているんだって。
まるビーズ(5mm)
- しろ:約148個
- くろ:約14個
- ピンク:約111個
- きいろ:約49個
- みずいろ:約61個
- オレンジ:約94個
- ちゃいろ:約8個
- アイボリー:約32個
キラキラビーズ
- きいろ:約35個
- ピンク:約113個
- みどり:約10個
- むらさき:約8個
- ちゃいろ:約14個
- オレンジ:約9個
めっちゃ可愛い!!!!!
おわりに
使うものは水だけっていうのが安全で簡単なので、気軽に作ることができるね。
いっぱい作って飾るも良し、お手紙と一緒に友達にあげる・作品交換するも良し、拡張セットでアクセサリーにするも良し、立体作品やスイーツフィギュアを作るも良し!
エルサのお城などの大掛かりなものにも挑戦してみる?
ハマる子はハマるアクアビーズ。ぜひ遊んでみてね!!