当たり前だけど、おしりふきって冷たいよね。排泄物をきれいに拭きとるために、ウェットティッシュより水分が多めな感じだし。新生児は特に頻回なおむつ交換が必要だから、おしりふきの使用頻度も多くなる。
夏場は冷たくて気持ちいいおしりふきだが、冬は何かの罰ゲームかってくらい寒いだろうなぁ。
大人だって冬場にトイレで便座に座った瞬間、冷たいと跳びあがってしまう。シャワートイレが温水OFFされていて水だったら心臓が止まりそうになる。赤ちゃんは毎回そんな思いをしているのか…かわいそうに。
そんなヒンヤリおしりふきを、いつも温かい適温に保ってくれるのがコレ。
” コンビ クイックウォーマー HU フレッシュ グリーン ”
タソは9月に生まれてまだ暑かったけど、冬を迎える前に購入。
リンゴは11月生まれなのでもう寒く、新生児の時からフル活用した。
温めよう
本体にスイッチはありません。プラグをコンセントに挿すと電源が入り、プラグを抜くと切れる。スイッチが欲しいなら、マルチタップのコンセントにしてそのスイッチでONとOFFを切り替えるしかない。電源が入るとランプが光ります。いちいち触って温かさで確認しなくても大丈夫。電気代は1日約5.5円だそうだ。経済的だね。
蓋の上からおしりふきを直接温める仕組みになっている。
30分で約45℃になるんだってさ。
触っても瞬間的な激アツではないけど、長時間触り続けると低温やけどになるので注意。
セットの方法
蓋を開けるには、親指で黄色いチョボを、人差し指で下の白いチョボ受け(?)のようなものを挟むようにします。
内蓋を開けるのは左右のチョボをつまむだけ。(こんなけ連呼しといて今更だけど、チョボって意味通じるのかな?大阪では小さな突起物をチョボと言います。)
底が常に一番上に押し上げられる構造になっていて、上蓋を閉めるたびに底が上がる。
セットするときは、おしりふきをしっかり押し込む。次蓋を開けた時には、一番良いポジションで待機しホカホカの状態になってるよ。
残量が少なくなってきたペラいおしりふきをセットしても、バッチリ。
電源つけなくても、この押し上げ機能だけでも価値はあるね。寒くなくなってきたときもしばらく電源消して使ってた。
乾燥&水浸し
デメリットといえば、しばらくつかわないでいると一番上のおしりふきがカラカラに乾燥してしまうということ。
月齢があがってきて、おむつ交換の頻度が減ってくるとカラカラ注意報。
あと、常に最高位置におしりふきが上がっているので、減ってきても気づかない。さぁウンチ拭くぞってなった時に、あと1枚しかないのに知らずに次の新しいやつを準備せず2枚目使おうとしてウワアアア!!と慌てることがある。
その空っぽになったおしりふきの空袋を取り出そうとしたら、両サイドにおしりふきから絞り出された水分が溜まっていて、不意打ちでこぼれることがある。
それだけ注意したら、赤ちゃん側はとっても気持ちのいいおむつ交換になるはず。
おわりに
温かいとウンチも心なしか取れやすい気がする。
代謝が盛んなので時々、ムチムチした首のしわの隙間にたまった垢がにおってくるときがある。そんな時に温かいおしりふきで首を綺麗に拭いてあげている。
おしりふきでおしり以外を拭くのに抵抗がある人もいるかもしれないが、もう全然気にならなくなった。
クイックウォーマーは完全に贅沢品で、なくても全然困らない。でもかわいいかわいいわが子が気持ちよく過ごせるなら安いもんよ!
それにおむつを替える側も触るので、少しほっこりできる。
寒い季節はぜひ使ってみてね。