自動販売機は日本が誇る文化だ。海外では治安が悪くて、自販機なんか置いていたら破壊されるか、自販機ごとまるまる窃盗され(金属を売られ)てしまうので置いておけないそうだ。
私は小さい頃、自販機で好きなジュースを好きなだけ自由に買うのが夢だった。
昔、うちの向かいにある家がコカ・コーラ社の自販機を置いていて、時々その向かいの家の子と一緒に ” リアルゴールド ” と ” 紅茶花伝 ” を買うのが楽しみだった。(その子は自分の家の売り物をお小遣いで買ったら意味がないから怒られてたけど…)
前置きが長くなってしまった。こどものそんなささやかな夢を叶えてくれる、おもしろいおもちゃを紹介するよ。

” ジョイパレット じはんきだいすき アンパンマンのジュースちょうだい ”

対象年齢は3歳から。電池は単三を2本使用します。
タソが、義父母からクリスマスプレゼントとしていただいた。

お金を入れてジュースを買おう

ジュース3種類が2本ずつと、100円玉が10枚ついてくる。
ジュースは真っ白なまま入っていて、付属のシールを自分で貼り完成させる。
ペットボトル型のがドキンちゃんで、缶がアンパンマン・ばいきんまんだ。
お金もジュースも、万が一誤飲してしまった時のことを考えて全てに空気穴が開いている。

ジュースを補充しよう

自販機の背面にジュースを補充する投入孔があるよ。

一気に6本全て入れることができる。
注意したいのが、この穴に乱暴にジュースを詰め込んだり、ジュース以外のものを入れてしまうと壊れちゃうよ。
ここにはジュースしか入れちゃいけないんだとキチンと理解できなければならない。パーツが小さいこともあり、対象年齢は必ず守ったぼうがいいおもちゃだ。
ネットのレビューでは時々 ” ジュースが出てくる順番はランダムで、ボタンを押したら何のジュースが出てくるか分からない ” というコメントが見受けられるがそれは間違い。
補充孔とジュースの出口は一直線だ。普通に考えて、この補充孔に入れた順番にジュースが出てくる。
ランダムだと感じる理由は、補充するジュースの順番を適当に入れているから。
2つずつ揃えて入れると、入れた順番に出てくるのが一目瞭然だよ。

お金を入れよう

10枚コインがあるけど、この穴にお金を入れられるのは2枚までだ。
それ以上は無理矢理突っ込んでも入らないし、入ったとしても詰まるか壊れるので気をつけようね。
レバーを回すと、お金が戻ってくるよ。

ボタンを押してジュースを出そう

3種類のジュースの下にそれぞれボタンが1つずつある。
前述した通り、補充した順から出てくるので、欲しいジュースのボタンを押してもそのジュースが出てくるわけではない。
よ～く観察していると、中で繋がっているらしく、どのボタンを押しても全てのボタンが同時に数mm下がるのが分かるよ。
ちなみに、お金を入れなくてもジュースは出てくる。
まぁコインを全て紛失してしまった際に、ジュースが二度と出てこなくなっても困るしね。
子ども達は何も考えず、お金を入れるのも忘れ延々とガチャンゴン！ガチャンゴン！と没頭し続けるのであった。

楽しいボイスが流れるよ

ボタンを押すと、ピピピピッと音が鳴ってアンパンマン達がおしゃべりしてくれる。
ジュースが売り切れても、押せば同様におしゃべりするよ。

タソもリンゴも仲良く遊んでいる。

ネネちゃんがジュース買ってる。笑

コンパクトで場所をとらないので散らからないし、お手頃価格。
お店屋さんごっこの幅が広がるので、親子で楽しんでみてね。