長女の "タソ" ・ 次女の "リンゴ" ・三女の " ルン " とともに、育児をもっと楽しむための情報ブログ

たそりんご

共働きになって実感した13コの変化

育児

2015
12/21

[記事公開日] 2015/12/21
[最終更新日] 2016/05/03

ワーキングマザーとして復活し、早くも3週間が経過した。
忙しく過ぎていく毎日の中で、共働きになって変わったことはたくさんある。
今回は、専業主婦が兼業主婦になって家族や自分の心と体・生活がどう変わったのかを13コ報告するよ。
(今後、思いついたらまた追加するかも)

ママ編

早寝・早起きになり、毎日メッチャ眠い

専業主婦時代は、パパが会社に行く時間までに起きてお弁当作りが間に合えばそれでよかった。
しかし自分が働きに出るとなると、自分・子どもの保育所の時間までに全ての身支度を終わらせなければならない。
自分の能力や子どもの機嫌・支度スピードの誤差を考慮して逆算し、起きる。
朝からフルスピードで動き、その勢いで出勤する。
そしてフルに仕事をした後は家に帰っても家事・育児をこなし、もうヘトヘトだ。
休む間もなく晩御飯を作り食べさせ、合間に自分もご飯を食べる。
のんびりしている暇はないぞ!食器を急いで洗わなきゃね。食洗器の力も借りよう。
パパと協力し風呂に入れて寝かしつける。
最後に洗濯を終わらせ気づけばアラ大変もう寝る時間。
明日のために早く寝なきゃ…なんて無駄な心配。子どもの添い寝中に一緒に寝てしまうぐらい眠くなる。
規則正しい生活が送れるようになるよ。

tasoringoの一日

5:45 家族の誰よりも早く起き、お弁当を作り、夫婦手分けして子どもの準備(トイレ・着替え・朝ごはん・歯磨き・持ち物準備・検温・連絡帳記入など)を済ませ、同時進行で自分もご飯を食べたり洗い物をする。
最後にようやく自分の着替えや歯磨き・化粧などができるのだ。
7:30 タソとリンゴを車に乗せていってきまーす。
7:55 職場の託児所に到着。子どもらを預ける。
8:10 職場の更衣室に到着。
8:20 自分の部署に出勤する。
8:30 勤務開始。お昼は45分間の休憩。
17:00 定時に退勤し、更衣室で着替える。
17:20 託児所に子どもらを迎えに行き、車に乗せて帰る。
18:00 帰りのほうが道が混んでるので、朝より通勤時間が多少遅くなり帰宅。
18:15 子どもの手洗い・お弁当箱を洗う・保育所の洗濯物の仕分け・リンゴの授乳をする。
18:45 晩御飯をつくる。
19:30 ご飯を食べさせる。合間に自分も食べる。
20:05 パパのご飯を準備し、風呂に入る。
20:28 リンゴを風呂に入れ、上がる。
20:48 タソとパパが風呂に入っている間にリンゴを寝かす。
寝ないこともあり、パパのお弁当箱や晩御飯のお皿などを洗う。
21:30 子どもたちの歯磨きなどを済ませ、寝かしつけ開始。洗濯機をまわす。
22:30 子どもたち就寝。洗濯物を干す。
22:50 本日の営業は終了いたしました。歯磨き・就寝。

携帯を見れる時間がものすごく減ったので、電池がなかなか減らなくなったよ。笑

お腹が空く、運動不足が解消される

一日中動き回ると、専業主婦時代なんかとは比べ物にならないくらいお腹が減る。
昼休憩の直前なんか、ずっとお腹がグーグーいっている。
なんせ家の中と外とでは、運動量が全然違うもんね。
ダラダラと引きこもっている時と比べると、とても健康的になる。

週末が今まで以上に楽しみになる・有意義に過ごそうとする

平日は好きなことができなくなるので、週末がとても楽しみになる。
専業主婦時代はパパが休日になれば「さぁ今日はどこか出かけようか」程度の計画だが、自分も時間が限られているため朝から晩まであれこれしたいことや行きたいところの予定を詰め込む傾向になった。
結局休日でも朝から早起きし、休みにしかできないいろんなことを実行していくことが多い。
仕事が終わって食料の買い出しに行く暇がないので、1週間分のご飯の買い溜めは必須になった。

経済的に余裕が生まれる

家計の足しにするのはもちろんだが、自分で稼いだお金は心置きなく罪悪感を感じずに自分のために使うことができる。
やはりお金の余裕は心の余裕。お出かけした時にもお金があれば、外食でメニューを選ぶときにちょっぴりランクアップなんかしたりしてみたり、服や美容院などオシャレに投資することもできてストレス発散につながる。
そうすればまた平日忙しくても、仕事や家事を頑張れる。

社会の役に立ったり仕事で成果を出すと、達成感・充実感を得ることができる。人間関係も広がる

家中心の生活をしてると、日ごろ関わる人は家族や友達・ママ友ぐらいしかいない。
孤立した感覚に陥る人も少なくなく、自分だけ取り残されていると感じることもある。
外に働きに出ると、” 他の誰かの役に立っている ” という充実感や達成感を味わうことができる。
また社会に出ると、様々な年齢の人と関わることができる。新しく職場の同僚と仲良くしたり、幅広い年齢層のお客さんもいるだろう。
家族や友達など固定されたいつも同じ人と話すの気楽でいいかもしれないけど、自分とは全く違う人と話すのもなかなか刺激的で面白い。

パパ編

今まで以上に家事の手伝い・育児参加をしなければならない

ママが専業主婦時代にもチョクチョクお手伝いしてくれている世のパパたちも、共稼ぎになれば今まで以上に協力しなければいけない。
これは心がけて手伝いを増やすというレベルではなく、パパの手も借りなければ一日が回らないのである。
ママだけが家事・育児をしていては時間が物理的に足りないのだ。
朝なら保育所や仕事に間に合わず、夜ならいつまでも就寝できない。

しかしパパの家事育児に関しては、パパが朝早くて夜遅くて家に居る時間が少ない家庭や、シフト制の変則勤務の場合は、家族と一緒にいる時間にお手伝いができない。
だからといって協力しないでいいわけではないよ。
誰もいない間に掃除機をかけたり部屋を片付けたり、ちょっとおつかいに行くなど…
できることを率先してやると、ママはとても感謝するし家族の雰囲気も良くなる。

愚痴聞き役が増える

ママは専業主婦時代以上にストレスを抱える。帰ってきたら一日の報告を聞いてもいないのにペラペラと1から10までノンストップで話してくるだろう。
ここで「俺も疲れてるんだからちょっとゆっくりさせてくれよ」なんて遮ってしまったら、喧嘩勃発もしくは浮気の第一歩を踏み出すだろう。(大げさ)
いちいち全てにリアクションしなくてもいいので、関心をもって聞いてくれるとママは満足する。

子ども編

保育所で流行っている感染症をもらってくる

集団生活を始めると、低月齢なら必ず流行りの病気にかかる。
特に冬場なんかはしょっちゅう熱を出し、鼻を垂らしママは仕事を休んだり病児保育を利用するハメに。
保育所にお迎えに行って気づいたのは、0・1・2歳は教室に居る子どもの8割は、冬場常に鼻水が出ている。
その手でおともだちを触ったりおもちゃを舐めたり、くしゃみをふりかけたりしている。うつらないはずがない。
預けだしてしばらくは、まともに出勤できないのを覚悟しておこう。
昔タソが1歳になって保育所デビューした頃、しばらくするとインフルエンザにかかった。
リンゴに至っては、まだ1か月も経っていないのに下痢で2回早退・1日休み、やっと治まったと思ったらアデノウイルスに感染し4日半も熱が出たり下がったりで出席停止中である。
ちなみに今のタソ3歳3か月は、なかなかタフで現在目立った病気はもらっていない。

食欲増加

これはママと同じで、早寝早起き・朝から園でたくさん遊ぶとお腹が空きやすくなる。
そして小食だったタソも、他のおともだちと並んでご飯を食べることで、触発されてモリモリお弁当を食べだした。
以前は親子広場でお弁当を食べるとき、同じ量のお弁当を持って行っても残すことが多かった。
しかし託児所に預けだしてからは、毎日完食してきておかずやご飯を詰める量も増えた。
リンゴももちろん元気な時はモリモリ食べている。

洗濯物が2~3倍になる

保育所って、一日に何枚も服を着替える。これどこが汚れてるの?ってぐらいでも、平気で洗濯物になる。
食事・おやつごとに口拭きタオルは必要だし、その他にも手を洗ったとき用のタオルや体拭きタオルなどなど…
しかも規定で、1日に1着は汚れていなくても必ず着替えなければいけないそうだ。
私が学生の時に小児の実習で保育所に行って教えてもらったのは、お昼寝前などに着替える際、虐待の痣や火傷などがないか観察する機会にしているとのこと。
毎日家に帰ると、我が家は大家族か!とツッコみたくなる。子どもの服だけで4~5人分はある。
ハンガーや干すところが足りない。雨の日・冬場は服が乾かない。
着替えもたくさん持って行かなきゃいけないし、荷物はまるで旅行に行くかのよう…

生活動作の取得が早い

自分でご飯をきれいに食べるしつけやトイレトレーニング・服を着替えるなど、保育所に行くと子どもが自分でできることがいっぱい増える。
今の託児所は違うけど、タソ0歳児クラスの時は既におまるに座ってトイレの練習をしていた。
まだヨチヨチ歩きの子がおまるに座って泣いている光景は、ちょっと笑える。
そしてママのもとを離れ日中過ごす我が子たちは、知らない間にたくましくなっていった。
集団生活にもまれて成長している。

家では甘えまくる

朝から夕方暗くなるまでママと会えないので、家に帰ったらいつも以上に甘える。
リンゴは1日分を取り戻すかのように何度も乳を飲み、タソは「ママ赤ちゃん抱っこして~、コチョコチョして~」なんて、お姫様抱っこのような抱っこをせがんでくる。
こうして帰宅後の家事は一切捗らないのである。
保育所で頑張ってるし、できる限り対応するようには心がけているよ。

手遊び歌や流行りをたくさん覚える

ママが新しく教えるのには限界があるお歌や手遊び歌、お遊戯。保育所では季節ごとにたくさん教えてくれる。
タソはいつも新しい歌を覚えて帰ってきて、車の中や家で披露してくれる。
なかなか面白いし、ママやパパの楽しみである。
また家では片づけが面倒くさい遊び(新聞ちぎりや絵の具のお絵かき・スタンプ・作品作りなど)も発達に応じてやってきてくれるので、遊びに関しては保育所はやはりプロだ。
毎日「今日は何して遊ぶんかな~?お散歩どこ行くんかな~?」と楽しみに登所している。

おわりに

なかなか忙しい毎日を過ごしている。働き出して最初は体力の衰えを感じていたが、毎日のルーチンワークや生活リズムに慣れてくると、さほどしんどさは感じない。
また子ども一人目で最初は何も分からず手探りでやってきたタソだけの時代と、一回ワーキングマザーを経験して再復帰した二人目(タソとリンゴ)の時代とでは、精神的にも余裕が違う。
そして常勤と非常勤の違いも大きい。やはりパート(バイト)は役割が少ないし必ず定時で帰れるので、今のライフスタイルはとても楽で両立しやすい。
次回は、常勤(正職員)と非常勤(アルバイト)の違いなどを書いていきます。