長女の "タソ" ・ 次女の "リンゴ" ・三女の " ルン " とともに、育児をもっと楽しむための情報ブログ

たそりんご

奈良県にある羊のパラダイス ” めえめえ牧場 “

お出かけスポット

2018
1/27

[記事公開日] 2018/01/27
[最終更新日] 2018/02/04

タソもリンゴも。動物が大好き。
しかも動物に必ず餌をあげないと気がすまない…
そんな子どもたちに、ちょっと遠いけど隠れた穴場の ” めえめえ牧場 ” というところに連れて行ってあげました。

ヒツジしかいない、ヒツジだけのための牧場

近畿圏内ではワールド牧場やハーベストの丘など、 ” 牧場 ” というくくりのスポットがいくつか存在する。
しかしこの ” めえめえ牧場 ” は、ヒツジのみ飼育されている牧場だ。
めえめえだけどヤギはいない。
パパの友人の奥さんからこの ” めえめえ牧場 ” 、ヒツジにあげる餌が安いのでよく行くと教えてもらいました。

休園日

毎週水曜日。水曜日が祝日の場合はその翌日。そして年末年始はお休み。

営業時間

9:30〜16:30

アクセス

住所

奈良県山辺郡山添村伏拝880-1

車で行く場合

タソは大阪から高速道路に乗り、途中から名阪国道(無料の自動車専用道路)に合流し、ナビで案内してもらった。
…が!!!
台風21号で奈良の南部は大きな被害にあい、まだトンネルや道路が崩れていて通行止めの状態が続いている。
その影響で、ナビに案内された道が途中行き止まりに!!!!
どうしよう!!1時間もかけて来たのに、辿り着かないってオチ…?と不安のなか、迂回してルート変更し、
大回りをしてようやく看板を発見。
途中タソも「めえめえ牧場ないん?」と涙目に。
あとで調べて知ったんだけど、公式ブログに迂回路が案内されていた。
地元民でなければ分からないと思うので、車で行く人は最初にしっかりチェックしていこう。

駐車料金

1台300円。環境の整備のための協力金です。

電車で行く場合

JRもしくは近鉄線の奈良駅からバスで山添方面行きのバスが出ているらしい。
そして ” 北野 ” というバス停を降りて、800m程歩くと着くんだって。
かなりの山道なので、歩きやすい服装で来よう。
冬はとても寒いよ。

いざ、めえめえ牧場へ

長いドライブを経て山を登り、ついにめえめえ牧場に到着。
駐車場は ” 羊毛館 ” と呼ばれる建物の目の前に1つと、満車の場合は牧場の右側道路を道なりに登っていった先に、
第二駐車場がある。

羊毛館前の第一駐車場に停めた場合は、羊毛館の中に300円を払いに行こう。
第二駐車場に停めた場合は、木箱と看板が置いていあるので、そこにお金を入れよう。

見渡す限り、めえめえがたくさん

子どもたちは大興奮!!
あちこちで「メェ〜」と不定期に聞こえてくる。
そして両サイドからヒツジに集られる。笑
とても人懐っこい羊たちで、まだ餌も買っていないのにどんどん寄ってくる。

園内地図

どこにどのヒツジが放牧されているかひと目で分かる。

餌をあげよう

地図のすぐ近くに売店があって、羊せんべいが1つ100円で売られている。(鹿せんべいみたい)
餌は必ずここに売られているものだけにしよう。
自分で持ってきたやつをあげてお腹を壊しちゃいけないからね。

箱にお金を入れ、せんべいに巻かれている紙を剥がしゴミ箱に捨てたらレッツゴー!!

2種類のヒツジ

コリデール

顔が白いヒツジは、すぐに思い浮かぶ典型的な羊って感じの種類。
餌もそんなにがっつかず穏やかに食べる。

タソは15番の札をつけた白羊がお気に入り。
「この子かわいい、ついてくる!」と。
” ジョージ ” と名前がついている羊がいて、羊毛館の人に聞くと、羊を貸し出した先でつけられた名前などをそのまま牧場でも引き続き呼んだりしているらしい。

サフォーク

” ひつじのショーン ” で有名な、顔と手足が黒く毛は白い種類。
身軽で遠くから猛ダッシュし、せんべいを一瞬で吸込む!

たくさんのヒツジがいたよ。

かい〜の

ヒツジも背中が痒くなることはあるのだろう。
丁度いい高さに、丁度いい大きさの岩があって、ヒツジが背中を擦りつけて掻いていた。
その岩の周りには大量のウール(抜け毛)が…笑
なんともシュールな光景である。

その他の施設

トイレ

ヒツジの放牧場の近くに、水洗トイレが完備されている。
男子トイレ・女子トイレ・車いす用の洋式トイレがあった。

遊具

シーソーや滑り台などの遊具が少し置いてあった。

畜舎

ヒツジの小屋。放牧が終わったらこの畜舎の中で眠るんだろうね。

ひつじの公園

オスのヒツジの群れが放牧されているエリア。
中には入ることができないので、外から見るだけ。

春はヒツジの出産ラッシュ!!

tasoringoたちが行ったのはまだ1月だったけど、生後2週間の仔羊を見せてもらうことができた。
飼育員さんが母ヒツジを呼ぶと、セットでちょこちょこっと付いてきた。

まだ毛がふわふわしていないのでヤギみたいだけど、メチャクチャかわいい!!!!!!!
これから暖かくなるにつれて、どんどん生まれるのかな。
また春にお弁当持って来てみたいね。

時期限定でヒツジの毛刈り体験

4月の末頃から夏を迎えるまでに、ヒツジの毛刈りが行われる。
希望者はヒツジの毛刈り体験ができるらしいので、詳しくはめえめえ牧場に問い合わせてみよう。

羊毛館でウールを使った羊毛加工体験

繁忙期は予約をしていかなければいけないけど、その日は来園者がうちを含めて3家族程しかいなかった。
一通り遊んだしそろそろお昼だし帰ろう…と車に向かおうとしたら、
タソとリンゴが羊毛館に入っていってしまった。
そこでは羊毛加工体験ができる他に、羊毛フェルト作品が販売されている。
かわいいパンダや鹿・もちろんヒツジなどの作品がお手頃な価格で販売されていた。
おみやげにいかが?

ヒツジの人形制作に挑戦

せっかく遠くまで来たし、スタッフの人も気さくに話しかけてくれたので、タソとリンゴに羊毛フェルト体験をさせてあげることに。
ヒツジの人形作りは1つ400円。
他にも羊毛キャンバスに色付きの羊毛をちぎり、貼り絵のようにして持ち帰ることのできる体験もある。
羊毛ちぎり絵は500円だ。

体の軸を作ろう

針金に毛糸を巻いた体の軸をもらい、自立できるように曲げる。

羊毛を巻きつけたあと、針でチクチク固定させていこう

お尻からお腹に向かって羊毛を巻きつけ、肩から背中に沿わせて…など、
順を追ってスタッフが教えてくれる。
難しいのでここは親が手伝ってあげてもいいね。

タソもリンゴも上手にできました☆
大切に持ち帰って、家に飾っているよ。

終わりに

ヒツジの貸し出しをしていて、草刈りのために草を食べに出張に行ったり、
小学校に行ったりしていることもあるんだって。
働き者の羊たちだね。

大阪からはかなり遠くて厳しい気候だけど、ほのぼのと素朴な触れ合いがしたいファミリーはぜひ遊びに行ってみてね。
穴場なのでゆっくり過ごせるし、子どもたちは大満足でした。

外部リンク
山添村観光協会・めえめえ牧場
ひつじの公園〜山添村:めえめえ牧場(公式ブログ)