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たそりんご

鼻水を自宅で吸引! 鼻すい器

育児

2015
5/20

[記事公開日] 2015/05/20
[最終更新日] 2015/06/09

子どもは風邪をひくとすぐ鼻水を垂らす。冬場なんてほぼ毎日出てるんじゃないかってくらい。
寒い日に保育所にお迎えに行くと、鼻水出してない子のほうが珍しい。
大きくなったらティッシュで鼻をかめるけど、まだすすることもかむこともできず放置していると、いとも簡単に中耳炎や肺炎になってしまう。
鼻と耳は中で”耳管”でつながっているんだけど、子どもは耳管が短いうえにあまり角度がないので、汚い菌やウイルスまみれの鼻水が耳に入りいやすい。だからしょっちゅう中耳炎になってしまうんだ。
また赤ちゃんは鼻水が喉に溜まっても上手に痰として出すことができない。肺まで流れ込むと肺炎になりかねない。抵抗力も低いし、なおさら気をつけたいところ。
病院に行って鼻水を少なくする薬などを処方してもらうのが一番だけど、そんなにすぐ鼻水が止まったら苦労しないわ。鼻をかめないなら直接鼻水を吸ってあげるしかない。

” 鼻すい器 鼻水ちゅっちゅ ピンセット付 ”

うちのは赤ちゃん本舗製品である。パパにアカチャンホンポにおつかいを依頼したら買ってきてくれた。他にも似たようなやつがいっぱいある。

セット内容

鼻水ちゅっちゅ

外観はこんな感じ。本体とケースと、ピンセットがついている。

鼻水ちゅっちゅ拡大

先のゴムが鼻にフィットし、ホースの先を吸ったら黄色い空間に鼻水が溜まっていく。結構な量を吸っても、ママの口の中まで入ってくることはまぁない。でも蓋側を上にして吸ってね。
ピンセットの先は丸く平らになっている。鼻くそも簡単に取れるよ。金属じゃないから突き刺してしまってもダメージが小さいだろう。

商品はいいんだけど、なんせ子どもたちは顔をいじられること・気持ち悪いこと・痛いのではないかと予想するもの・体の一部を拘束されることは大嫌いで、ものすごく全力で抵抗する。泣き叫ぶ。なかなかうまくいかない…
タソはとにかく発狂し嫌がるので、幼少時は一度も使うことができなかった。仕方がないので耳鼻科で週2回看護師たちにがんじがらめにされ、医師に生食で洗浄されていました。
今はリンゴがやっているのをみて、鼻水がおさまっていても自分もやると言い出すカマッテチャン。
リンゴは実は新生児期にRSウイルスに感染し、数週間は鼻水で溺れていた。まだ一歩も外に出ていなかったのに…当時保育所に行っていたタソが、お友達とシェアしていたであろうRSウイルスをリンゴにもクシャミでふりかけていたよ…
一か月健診を迎えるまでに何日も病院に通い(入院は免れたが)、カテーテルで鼻腔吸引をしてもらい鼻水くしゃみ止め痰切りのシロップを処方してもらっていた。
でも家では吸引機はない。カテーテルもない。
そんな時、一日に何回もこれのお世話になった。まだ抵抗する手の器用さもなく、首も座っておらずグリグリ頭を動かせないため、たくさん取ることができた。
きっと取ってもらったリンゴより、ママのほうがたくさん取った達成感でスッキリしていた。余談だけど、タソの鼻くそが詰まってるのを見つけると取らずにはいられない。そういえば仕事中も吸引好きだったな…(カテ先が気管の痰スポットにHitした瞬間は最高!)
たくさんとれるからといって、おもいっきり強く吸いまくったり長時間吸い続けるのはやめようね。

消毒もできるよ

この鼻すい器、ちゃんと消毒もできる。
水を大さじ2(30ml)ケースの中に入れ、全部バラバラにした本体を放り込む。
※ピンセットは入れないで!!※
蓋をしてレンジでチン。500~700Wは3分、800~1000Wは2分
出すときは熱いからやけどに気を付けて、冷めてから出してね。

鼻水ちゅっちゅ消毒

ちなみに久しぶりに消毒した時、ピンセットも間違って入れてしまい
根元が柔らかくなって歪んだまま冷え固まり先端の位置が合わなくなってしまった。
本当はダメだけど、もう一回消毒するときにまた一緒に入れて、柔らかくして先端を揃え直した。しかしこれも誤算で、ピッタリ隙間なく合わせたもんだからピンセットが開かず何もつまめなくなった!本当はダメだけど、またまたレンチンし少し隙間を作って長さだけを揃えて今の感じに至る。
薬液の消毒はピンセットも本体もOK。うち完全母乳だったから、家に薬液ないんよね。一応パパや母に預けるとき用に哺乳瓶あるけど、それもレンジでチンの消毒ケースだからなぁ。

 

冬場は本当にこれに助けられた。本人が嫌がっても、必要性があるなら実施しなければならない。しなかった時のリスクの方が大きいからね…おかげでリンゴは重症化せず冬を越せました。
タソが鼻をかめるようになったのは2歳を過ぎてからだったかな。それまでは家に1つあったほうが安心かもね。
なんか昔は直接親が子どもの鼻を口で吸っていた時代があるとか聞いたことがあるけど、お互い感染の危険性があるし、汚くてそんなことできないわ。今はこんな便利なものができてよかったね…

いろいろな鼻すい器はこちらから